住宅用コーティングを施工していた弊社ですから、床へのコーティングというアイデアを構築するのは容易なことでした。さまざまなコーティング技術の中から「床用にはこれだ!」と結論付けたのが、当時は家具やCDの表面を覆うUV硬化コーティングの技術。早速、商品開発部で商品化の研究にとりかかったんですよ。
きれいなコーティング膜というのは思ったよりも早く完成しました。ですが、イスや人がひっきりなしにダメージを与え続ける床に耐えられる品質を産み出すことと、割れをなくす成分バランスには苦労しましたね。床材というのは木ですから、湿気が多くなると膨張し、冬場の乾燥した時期になると収縮します。そうした伸縮に強くすると、イスなどの引っ掻きに弱くなるし、かといってダメージに強くすると割れやすくなる。その最も良い配合を求めて塗料メーカーさんと弊社開発スタッフの間で何度も改良を施していきました。
見事にそのバランスを探し当てたのですが、次に問題になったのは白華(はっか)という現象です。例えばフローリングなら木と木の間に溝がありますよね。そこだけ成分の抜けが悪く白濁してしまったんです。これも塗料メーカーさんと何度も実験を繰り返してクリアしましたが、探し当てるまでに相当の労力を費やしました。でも、お客様から感謝の言葉を聞くたびに「おれたちが、私たちがやってみせる!」と勇気づけられて来ました。モチベーションを保てたのは、温かい励ましの言葉があったからこそだといつも感じています。
ちょっとした工夫が商品性能や施工技術を激的に変化させたことがあります。日頃から注意していることなので滅多にないミスなのですが、作業員の髪の毛がコーティング層の中に入ってしまったんです。もちろん、アフターフォローに即座に駆けつけました。その部分だけが工事対象なのですが、はがしたコーティングの上にコーティング剤がもう一度うまく塗れなかった。私たちはレベリング性能と呼んでいますが、どうも塗料を弾いてしまう。机上でのデータも、実験でもクリアしていたけれども、どうしてもその現場ではダメでした。そのときに、その後の下処理技術を激変させるちょっとした工夫を発見したんです。技術の核心部分なので何を使っているのかは明言できませんが、誰もが製品を育てることができるんだな、と気付いたキッカケでした。
また、ある現場では床のゴミが問題になりました。モップがけしていくと、どうしても細かいホコリが部屋の端にたまってしまう。このとき、私はある掃除用具を車に積んでいたのを思い出して使ってみました。すると、まったくホコリが出なくなりました。弊社では今でこそ常識的な道具になっていますが、その掃除用具があまりにも身近すぎて誰も気付いてなかったんです。塗料の工夫という化学式上の事実も大切ですが、身近なものを使った創意工夫や、現場で生まれてきた発想がいまのUVフロアーコーティングの基礎になっていると思います。商品開発チームも職人も、「自分がお客様に喜んでもらうんだ」という意気込みを持っています。
このような誇れる商品を作ることができたのは、すべてお客様のおかげだと考えています。「もっと高いレベルへ」「もっとお客様に喜んでほしい」と思えるからこそ、ちょっとした改良もどんどん実現できています。例えば塗料の塗り棒のような小さなものも、ちょっとでも確実な施工ができるように、少しでも施工時間が短くなるように、と工夫を重ねてきました。塗料や機械、施工技術はもちろん、常に進化し続けています。より確実で安全安心の技術を極めていき、お客様満足度アップを目指す私たちエコプロコートのUVフロアーコーティングをぜひご用命ください!